夏休みの自由研究にうってつけの水族館が広島・尾道市にある。学生が運営する福山大学マリンバイオセンター水族館は、海の生き物に直接、手で触れることができ、学生が子どもたちの質問に答えてくれる。海のことを学ぶ学生による、手作り感満載の水族館を辰已アナウンサーが取材した。

海の生き物に触れるタッチングプール

辰已麗アナウンサー:
福山大学の研究施設にある水族館はおよそ90種類の生き物を飼育・展示していて、平日は無料で一般に開放されています。

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辰已麗アナウンサー:
運営は学生に任せられ、独特な手作り感を醸し出しています。福山大学海洋生物科学科の学生2人にその特徴を聞きます。

福山大学 海洋生物科学科4年・小林菜緒さん:
水族館の運営は、今は13人の学生が中心に、魚の飼育はもちろんのこと、水槽の管理や展示物の作成、来館者の案内まで、学生が主体となって行っています。

海の生き物に触れるタッチングプール

辰已麗アナウンサー:
学生さんが考えた展示ということで、タッチングプールもその一つです。ウニやヒトデなど、たくさんの生き物がいて、私も先ほど人生で初めて触ったので、ちょっとドキッとしてしまいました。本当に自分の手で触れて楽しめる、小さなお子さんも学びながら楽しめる、そんな場所かなと思いますが、お子さんが来たときはどんな風に楽しむのがポイントですか?

学生がとことん質問に答えてくれる

福山大学 海洋生物科学科4年・平岡祐汰さん:
僕たち学生が常駐しているので、どんどん色々な質問して下さい。また、夏休み期間中は、スケッチブックを使って「ポイントガイド」という解説や紹介をします。

辰已麗アナウンサー:
このポイントガイドは、学生の皆さん一人が一つを担当しているので、担当の水槽だと、より詳しい解説を聞けるかもしれないですね。海の生き物への愛が詰まっているので、ぜひ楽しみに来ていただければと思います。

《福山大学マリンバイオセンター水族館》 尾道市因島大浜町
開館時間:平日10:00から16:00 入館料:無料
休館日 :土・日・祝・お盆(変更の場合あり)

(テレビ新広島)

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