今年12月に再稼働を予定している島根原発2号機について中国電力は、2025年から始まる新たな制度に基づいて、30年を超えて運転するために必要な管理計画の認可を原子力規制委員会に申請しました。

中国電力は7月30日、松江市の島根原発2号機について、2025年から始まる新たな制度に基づいて、原発が30年を超えて運転するために必要な「長期管理計画」の認可を原子力規制委員会に申請しました。

2023年5月の原子力規制法の改正を受けて、原発の運転期間延長に関する制度が見直され、運転開始から30年を超える全ての原発は、施設の劣化状況の確認方法などをまとめた「長期管理計画」を策定し、2025年6月の新制度スタートまでに認可を受ける必要があります。

島根原発2号機は1989年に運転を開始してから30年以上が経過していて、中国電力が提出した計画には、現在の管理方針に加えて、必要な部品が製造中止になった場合に備えた対応策などが盛り込まれています。

中国電力は「原子力規制委員会による審査に適切に対応するとともに、発電所設備の適切な施設管理に努め、安全確保に万全を期していく」としています。

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