十分な教育を受けられなかった人などが対象の県立の夜間中学校「彩志学舎中学校」の開校式と入学式が20日、佐賀市で開かれました。

「彩志学舎中学校」は様々な理由で中学校を卒業していない人や不登校・病気などで十分な教育を受けられないまま卒業した人、日本の義務教育を希望する外国人などが対象の県立の夜間中学校です。

【新入生代表坂井成子さん】
「第1回入学生として意欲を持って新しい学校生活に臨みたいと思います」

20日、開校式と入学式が行われ、10代から70代までの新入生15人が決意を胸に新たな一歩を踏み出しました。

【新入生】
「一人じゃないたくさん友達になりたい」
【彩志学舎中学校森忠親校長】
「自分の持っている個性を最大限に発揮してほしいそのためにはどんなことにもチャレンジしてほしいと思っている」

授業は22日から始まり、佐賀北高校の通信制校舎を共用で使って行われるということです。

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