小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストで、佐賀県は全ての科目で全国平均を下回りました。

全国学力・学習状況調査、「全国学力テスト」は小学6年生と中学3年生を対象に今年4月に行われ、県内では約1万3600人が受けました。
小6は国語と算数、中3は国語と数学の2教科ずつを行った結果、平均正答率はすべての科目で全国平均を下回りました。
全科目で全国を下回るのは2年ぶりです。
特に「中3の数学」が最も開きが大きく、全国平均より4.5ポイント下回りました。
家庭学習の状況では、「授業時間以外に1時間以上勉強する」と答えた児童・生徒の割合が小6が47.4%、中3が48.9%といずれも半分以下となっています。

県教育委員会は「家庭学習の時間の確保が十分ではない状況」として、家庭や地域と連携して学力向上に取り組む方針です。

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