大阪・関西万博の会場北側に整備される、IR=カジノを含む統合型リゾートについて、博覧会協会の幹部が、大阪府・市に会期中の工事中断を求めていることが分かりました。

万博会場となる夢洲では、2030年の開業を目指すIRの準備工事が進められていて、万博が開幕する来年の春以降には、建物本体の工事が始まる予定です。

関係者への取材で、博覧会協会の会長などがIR工事による景観の悪化や騒音について懸念を示し、7月下旬に大阪府の吉村知事に対して、万博開催中のIR工事の中断を求めていたことが分かりました。

吉村知事が工事への理解を求めましたが、折り合いがつかなかったということです。

大阪府・市は今週中にもIR事業者と対応を協議する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。