島根県雲南市の雲南市立病院によると、3日朝に患者に提供された病院食のおにぎりから金属片が見つかったということです。おにぎりを食べた患者は、金属片に気づき口から出したため、体調の異変はなかったとしています。その後、原因と思われる調理器具が炊飯釜と分かり、その炊飯釜を更新した上で給食の提供を継続しています。
(画像提供:雲南市立病院 混入した金属片)

雲南市立病院によると、3日午前8時ごろ、入院患者が給食で出されたおにぎりを食べていたところ、口の中に違和感があったため職員に報告し、その場で金属片を確認したということです。
見つかった金属片は、長さ8ミリ、幅0.2ミリで、金属片の入ったおにぎりを食べた患者の体調に異変はなかったということです。また給食を提供しているほかの患者からの異物混入の報告はなかったとしています。
病院では、関連する調理器具を点検したところ、原因と思われるのが炊飯釜だったとして、炊飯釜を更新して対応したということです。
病院では、炊飯前に釜の中に異物がないことを入念に確認した上で炊飯することで、食事が提供できると判断し、食事の提供を継続しています。

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