お盆を前に奈良の東大寺では、大仏に積もった1年間のほこりを払う「お身拭い」が行われました。
東大寺では大仏の魂を抜く法要が営まれたあと、僧侶たち約170人がはたきを手に大仏に登り、積もったほこりを払いました。
この「お身拭い」は大仏にきれいな姿でお盆を迎えてもらおうと毎年8月7日に行われています。
高さ約15メートルもある大仏の髪の毛や顔のほこりを天井からつるしたゴンドラに乗って払っていきます。
参拝者は「結構汚れていて、掃除してもらって大仏様もうれしいんかなと思います」と話しました。
参拝者が見守る中「お身拭い」を終えた大仏は少し涼しげな表情になりました。
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