果樹に被害をもたらすカメムシ類が例年より多く発生していることを受け、福井県は6日、28年ぶりに予防や駆除の徹底を呼びかける注意報を発表しました。
注意報が出されたのはナシやカキなどの果実を刺して汁を吸い、果実の落下や奇形などの被害を与える「果樹カメムシ類」です。県農業試験場によりますと、4月から8月初旬にかけて捕獲した数は、例年の1.1倍から1.3倍となっています。
今後、気温が高い状態が続くと予想されるため、果樹カメムシ類の活動や増殖に好適な気象条件が続くと見られます。
県は農家に対し、圃場周辺を見回り、カメムシを見つけたら薬剤を散布するなど徹底した防除を行うよう呼びかけています。
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