8月16日は送り盆です。伊達家にゆかりのある仙台市の寺では、お盆のお供え物などをたき上げる「ぼんと祭」が行われました。

「ぼんと祭」は、小正月に神社で行われる「どんと祭」にあたる仏教行事で、仙台市青葉区の龍宝寺では毎年8月16日に行っています。

16日は寺の檀家など約200人が訪れ、お盆のお供え物や古くなった卒塔婆などを火にくべて、先祖の冥福や家内安全を祈りました。その後「施餓鬼供養」と呼ばれる法要が行われ、檀家はこれから1年墓に立てかける新たな卒塔婆を受け取っていました。

男の子
「お経にはなんかすごく意味が込められているんだなって気がしました。(先祖には)幸せにいてねっていう気持ちですね」
女性
「夫の新盆なんですよ今年。やっぱり寂しいね。供養してやらないとね」

龍宝寺は伊達家の初代、伊達朝宗が1186年に開いたとされ、ぼんと祭は60年以上前から行われています。

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