連日、暑い日が続く中、楽しみながら涼める遊園地が新潟県阿賀野市にある。創業約50年になるアイディア満載でユニークな遊園地のひんやりスポットを取材した。

“爆速メリーゴーランド”でひんやり?

新潟県阿賀野市にある創業48年の遊園地「サントピアワールド」。

ジェットコースターに、観覧車など32のアトラクションがあり、休日には多くの家族連れで賑わっている。

サントピアワールド
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そんな遊園地にはユニークなアトラクションが数多くある。遊園地の代名詞とも言えるメリーゴーランドの前にあったのは大きな扇風機!

この正体について、高橋修園長は「サントピアと言えば、ギリギリアトラクション。ギリギリアトラクションと言えば、爆速メリーゴーランド」と説明した。

メリーゴーランドの前に扇風機!?

新型コロナウイルス禍に経営難となったサントピアワールド。

ギリギリの経営を打破しようと募ったクラウドファンディングの支援金を活用して誕生したのが、低予算でひとアイデアを加えたギリギリアトラクションだ!

爆速メリーゴーランドは扇風機の風を送ることで、爆速で動くメリーゴーランドを体感してもらおうと考案された。

実際に体験した高濱優生乃アナウンサーは「普通のメリーゴーランドよりも少し速く感じる?かな…特別感味わえています」と、風は感じたものの、ひんやり!とまではいかなかったようだ。

爆速メリーゴーランドを体験する高濱優生乃アナウンサー

体感温度ー40℃…寒すぎる!?“氷の館”

手元の温度計で34℃を記録したこの日。園内では、熱中症対策もとられていたが、一瞬で汗が引くアトラクションがあるという。それが、氷の館「アラスカ」だ!

氷の館「アラスカ」

実際に、体験した子どもは「寒すぎた!」「入ったら超超超超寒くて…」と寒すぎて笑ってしまうほど。

高濱アナウンサーが館内に入った途端、「あ、冷たい…さっきまでの風とか比じゃない」と話す極寒ぶりだ。

笑ってしまうほどの寒さ!?

館内の体感温度はなんと―40℃!大きな冷凍庫に入っているような感覚になる。涼むどころか、寒すぎるため、長居は危険だ。

ただ、ここで終わらないのがサントピアワールド。

まるでサウナ…涼んだあとは“灼熱の館”へ

高橋園長は「暑いスポット灼熱のスポットナンバー1がここにある」と説明。

そこにあったのは、灼熱の館「デスバレー」。室内の温度は何と60℃!まさにサウナのような場所でアラスカとの気温差は100℃に上る。

灼熱の館「デスバレー」

高橋園長は「暑い場所を真夏に作ったら喜んでくれるかなと」と笑うが、灼熱の館とアラスカの館を行き来することで“ととのう”かもしれない。

遊園地の外にはキャンプ場!自然の風でのんびり涼む

涼めるスポットは遊園地の外にもあった。

2023年、遊園地に併設する形でオープンしたのが、太陽のキャンプ場。春には山桜も楽しめるという。

キャンプ場

アトラクションの冷たさも良いが、虫の音を聞きながら自然の涼やかな風を感じるのもいいかもしれない。

ユニークなアトラクションが詰まったローカル遊園地は猛暑の夏に楽しみながら涼めるスポットだ。

(NST新潟総合テレビ)

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