北海道・美瑛町の農園で目撃された、ブルーベリーを食べる野生のエゾユキウサギ。

食べ終わったかと思いきや、もう1粒パクリ。
枝になっていた実をモグモグと食べ続けます。

さらに別の日にも、ウサギがやってきてはブルーベリーをモグモグ。
しかし、この農園を経営している撮影者は追い払うことなくカメラを回し続けます。

せっかく育てたブルーベリーが食べられているのに、なぜウサギを追い払わないのでしょうか。

農園によると下の方のブルーベリーは雨の跳ね返りなどで汚れるため出荷できないもの。
しかし、そのまま放っておくと熟した実を狙ってスズメバチが集まったり、虫がわいたりする事態に。

そのため、ウサギが食べてくれることによってブルーベリーが無駄にならず、処分する手間も省けるため、一石二鳥だといいます。

ほかにも、ウサギは雑草や枝を食べて畑をきれいにしてくれたり、ふんが肥料になったりと、自然なサイクルができたことで農園にとってありがたい存在になっているということです。

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