ユネスコによる2度目の再認定の審査を2025年に控える中、静岡県の伊豆半島ジオパークで行われていた日本の委員会による事前調査が8月23日に終了しました。

2018年にユネスコに認定された伊豆半島ジオパークは2度目の再認定を目指していますが、ユネスコからは運営や情報発信の強化など5つの項目で指摘を受けています。

審査を2025年に控える中、20日から16カ所で行われていた日本ジオパーク委員会による事前調査が終了し、23日に調査員が取材に応じました。日本ジオパーク委員会は日本ユネスコ国内委員会から認証されている機関です。

日本ジオパーク委員会・田中裕一郎 調査員:
(前回の)再認定の際に指摘された事項が5つあり、それについて1つ1つ確認した。おおむね改善されている

洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会
加賀谷にれ 調査員:
教育旅行を広げていくアドベンチャートラベルといったものを取り込んでいくような、地域に大きな経済効果が期待できるような、そんなツーリズムも展開していってもらいたい

伊豆ジオパーク推進協議会
植松和男 専務理事:
多くの人が誇りをもって伊豆半島に暮らして、皆さんに紹介できるような活動につなげていきたい

今後は調査員の報告をもとに本審査に向けた準備が進められます。

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