過去には全国制覇も成し遂げた強豪の中学生女子ソフトボールチームが岡山市にあります。将来の日本代表を目指し、練習に励む選手たちを取材しました。
２０１０年創部、県内の中学生が所属する女子ソフトボールのクラブチーム「岡山エンゼルス」。全国大会では、２０１９年に優勝、２０２３年は３位になっています。
（岡山エンゼルス 久山みらい選手）
「日本代表に選ばれて、オリンピックに出たいです」
こう語るのは香和中２年の久山みらい選手。ポジションはサードとセンターで、２０２３年１１月、将来有望な全国の中学生４５人が集う研修会に参加しました。
（岡山エンゼルス 久山みらい選手）
「打撃など自信あったんですけど、全然まだまだで、もっとすごい人たちがいて、すごく良い刺激になりました」
チームのエース、芳田中１年の山崎真歩投手は空振りが取れる本格派の右腕。こちらも高い志を持って練習に励んでいます。
（岡山エンゼルス 山崎真歩投手）
「オリンピックに出て世界で活躍するピッチャーになりたいです」
２０２４年の全国大会。久山選手と山崎投手も出場し、５年ぶりの全国制覇を目指しましたが、栃木県のチームに敗れて初戦敗退。悔しい結果となりました。
（岡山エンゼルス 山崎真歩投手）
「先輩たちと全国制覇できなかったのはめちゃくちゃ悔しかったけど、次、切り替えて頑張ろうと思っています」
チームの指揮官は平岡正行監督（５２）。悔しさを感じているからこそ、厳しい口調で選手を鼓舞します。
（岡山エンゼルス 平岡正行監督）
「もう考えてよ、来年（２０２５年）の全国を。どういう結果で終わるのか。頑張るんだったら、もっと、しゃっきりやって」
大会後、３年生３人が抜けて新チームは２年生５人、１年生１０人。２５年夏の全国制覇を目指して再スタートを切りました。
（岡山エンゼルス 久山みらい選手）
「全国で勝ち進むことはもちろんですが、元気でメリハリのあるチームを作っていきたいです」
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