台風10号の接近に備え、ホームセンターでは台風対策グッズの売り上げが伸びています。
(秦萌記者)
「店に入ってすぐのところには、きのうから特設コーナーが設けられていて、多くの人が台風対策グッズを買い求めています。」

宮崎市のハンズマン柳丸店では、普段の5倍から10倍の台風対策グッズを仕入れ、特設コーナーで販売しています。台風に備え、ロープやブルーシート、ガラスの飛散を防ぐ養生テープなどを購入する人が多いそうです。

(買い物客)
「トラロープを買った。物が飛ばないように補強です。」

(秦萌記者)
「こちらの非常食コーナーでは、地震の影響もあり、品薄となっています。商品を出しても追いつかない状況です。」

8月8日の地震後、普段の5倍以上の非常食を仕入れていましたが、台風10号の接近に伴って一気に売れているということです。また、停電に備えランタンや懐中電灯、ガスボンベなどの備えも重要です。

(買い物客)
「停電になった時のガスコンロのガスを買いました。」

(ハンズマン柳丸店井和丸健司副長)
「電気・ガス・水道が止まった時の備えがあれば良いと思っていて、備えが必要な方がいれば、ぜひお越しいただきたい。」

今回の台風は勢力が強く、接近すると広範囲で停電が発生する可能性があります。今のうちにできる対策として、懐中電灯の電池が切れていないかの確認。携帯電話やスマートフォン、モバイルバッテリーなども充電しておきましょう。

エアコンが使えなくなる可能性もあるため、熱中症対策も大切です。涼しい服装に着替え濡れたタオルを首にかけうちわであおぐ、こまめな水分・塩分補給、保冷剤や凍らせたペットボトルも用意しておきましょう。今回の台風はスピードが遅いため、影響の長期化を見据えた備えが必要です。

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