北海道根室市の根室高校で校舎内に大量のカビが発生し、8月28日から3日間、休校することになりました。

 根室高校によりますと、夏休み中の8月15日、教室の壁や机、イス、廊下など校舎全体にカビが発生しているのが見つかりました。

 校舎の外壁は塗装工事のためシートで覆われていて、雨の日も重なり、湿気がたまりやすくなっていたとみられています。

 教職員や生徒が自主的に清掃し、夏休み明けの8月26日に登校しましたが、結露が悪化したこともあり、8月28日から3日間、臨時休校を決めました。

 教職員や専門業者がカビの除去にあたっています。

 「結露がひどくて床がビチャビチャになって、このままいくとまたカビが発生する懸念があったり、歩けるような状況ではなく生徒も滑りやすいので、生徒の健康不安もありますのでそれを第一に考えて、来週からスタートしようと決断しました」(根室高校 木部悟 教頭)

 これは8月27日午前10時の根室市花咲港の様子です。

 雨に加え、低い雲に覆われ視界が悪い状態となっていました。

 外壁工事が始まった5月からの根室の平均湿度は80%から90%前後と高い状態が続いています。

 工事は2025年2月までの予定です。

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