全国的なコメ不足の中、長野県内でも新米の出荷が始まりました。ただ、新米の需要が高まっていることなどから値上がりする可能性が高くなっています。

新米の季節になりました。JA松本ハイランドの女鳥羽ライスセンター。30日市内で収穫したコメ5トンが持ち込まれました。

JAの担当者:
「昨年よりも、ものが良い、胴割れが少ない非常に良好な米が生産できた」

全国で「コメ不足」が続いています。農水省は「新米の季節になり、まもなく解消される」との見通しを示しています。

JAの担当者もー

JAの担当者:
「待ちに待ちに待ったお米の収穫。これで皆さんが心配のコメ不足も一段落するのではないかなと」

ただ、コメの品薄感や需要の高まり、生産コストが上がっていることから、今年のコメは値上がりする可能性が高くなっています。すでにJAグループが生産者に仮払いする「概算金」は2023年に比べ2割ほど上がっているということです。

また、台風10号による収穫量の減少も懸念されています。

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