居酒屋とパン屋コラボ
11月9、10日に鳥取県境港市で開かれる水産物限定のB級グルメイベント「第15回Sea(シー)級グルメ全国大会」に、静岡県沼津市から新作料理「沼津あじフライたるたるサンド」(あじたるサンド)が出品されることが決まり、8月28日、沼津市役所でお披露目された。あじフライという沼津の王道の味をアレンジして優勝を狙う。【石川宏】
あじたるサンドは、沼津市で居酒屋や海鮮店を展開する「あした葉」のあじフライを、沼津の人気パン店「しゃんぴによん」のパンで挟んだサンドイッチ。目を引くのは、あじフライにかかるタルタルソース。お茶とわさびを使用して鮮やかなウグイス色をしている。地元沼津港で開かれた昨年の14回大会に出品した「深海エビとアジの沼津小判めし」が、味には自信があったものの、見た目のインパクトに欠けたことを反省材料にしたという。
あした葉の望月大樹(ひろき)社長(46)は「ふわふわ、さくさくの本当においしいあじフライが片手で食べられる。優勝以外見えない」と自信満々。しゃんぴによんの野本幸男社長(63)も「北海道産小麦『春よ恋』を100%使用し、石窯で焼いたパン。あじフライにマッチしている」とアピールした。
Sea級グルメ全国大会開催前の地元PRとして、あじたるサンドはサッカーJ3アスルクラロ沼津の9月、10月のホーム試合会場で連続出店される。
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