東京・墨田区のすみだ水族館で、2羽のペンギンがにらみ合いを繰り広げる様子が撮影された。一方のペンギンが首をぐいっと曲げてにらみ、もう一方もにらみ返す。
両者が“メンチを切り合う”理由は、パーソナルスペースへの侵入だという。

首を曲げて“メンチ切る”?

東京・墨田区の「すみだ水族館」で、突如として2羽のペンギンによる“バッチバチ”のにらみ合いが始まった。

首を曲げてにらむ「こうめ」(提供:すみだ水族館)
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首をぐいっと90度曲げて、下からにらみあげるのは、マゼランペンギンのメス・こうめだ。

どこ吹く風で睨み返す「しらたま」(提供:すみだ水族館)

それにひるむことなくにらみ返すのは、同じくメスのしらたまだ。

両者は、ペンギン2羽分の距離をあけ、激しいにらみ合い繰り広げていた。

対立原因は“パーソナルスペース”

実はにらみ合いの原因は、人間でも“あるある”のものだという。

近づかれて怒っていたこうめ(提供:すみだ水族館)

2羽の関係を知る水族館の担当者は、「左の“こうめ”が、パーソナルスペースといいますか、来てほしくないエリアが広い子なんですよ。なので『ちょっとそこから来ないでくれます?』みたいな感じで怒っているんですけど、“しらたま”からしたら『全然近くなくない?』みたいな、きょとんとした感じです」と話す。

実際、ペンギンが首を大きく曲げるのは、怒っている証しといわれている。

普段は穏やかなペンギンたち(提供:すみだ水族館)

今回、2羽同士はすれ違いからにらみ合いになったが、普段は穏やかに暮らしているという。
(「イット!」 8月23日放送より)

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