鳥栖ジャンクションから長崎インターチェンジまでをつなぐ長崎自動車道が今年で全線開通20周年を迎えました。

長崎自動車道は51年前の1973年、「九州横断自動車道」として鳥栖インターチェンジから鳥栖ジャンクションまで開通。
長崎方面と佐賀方面でそれぞれ延伸を進め2004年に全線開通し、今年で20周年を迎えています。
ネクスコ西日本によりますと長崎道の1日の交通量は年々増えていて約50年間の累計では3億3000万台に達したということです。
整備により佐賀県など沿線地域のほか長崎道の延長線上にある福岡県に経済効果が出ていて、20年間で約2.2兆円にのぼります。

また、開通以来、佐賀県・長崎県の農水産物の出荷量は1975年度の84万トンから2015年度には164万トンにまで増えていて約2倍になっています。
一方、工業分野については長崎道の周辺に多くの半導体メーカーがあり製品の入出荷に使っているため、両県の電気機械器具の製造品の出荷額は8倍以上に増えているということです。

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