筑波大は2日、マレーシアの首都クアラルンプールに分校を開校し、入学式を開いた。同大によると、海外で日本の学士の学位を授与する初めての大学となる。日本の経済成長に学ぶ「ルックイースト(東方)政策」を進めたマハティール元首相が日本の大学誘致を提唱し、マレーシア政府が働きかけていた。
マレーシア校はマラヤ大の敷地内にあり、筑波大が新たな学部として「学際サイエンス・デザイン専門学群」を設置した。同大の教授や准教授ら14人が情報工学や生命環境学、政治学などを教える。講義は日本語と英語で実施し、日本語は必修科目。1期生のマレーシア人7人と日本人6人がこの日、入学した。(共同)
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