千葉県は、新型コロナウイルス流行後初めて「県感染症予防計画」を改定した。計画期間は今年から令和12年までの6年間。成田空港や千葉港を抱える県内の状況を踏まえ、感染症発生時の危機管理や医療提供体制の充実は欠かせないとして、確保病床数などについて数値目標を設けた。

数値目標のうち確保病床数については、新たな感染症の「流行初期」に640床、「流行初期以降」は1400床に増やす。発熱外来の機関数は流行初期以降は1500機関を目標とし、流行初期の460機関から約3倍に増やす。また、自宅療養者らへの医療提供機関数は2840カ所とした。

熊谷俊人知事は18日の記者会見で計画改定に関連し、新たな感染症が発生しても「県民への医療提供体制の確保に国と連携して取り組みたい」と述べた。

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