岡山大学は学術研究院の50代の男性教授が年下の女性教員に対しハラスメント行為をしたとして、3月27日付けで停職2カ月の懲戒処分にしました。

(岡山大学の記者会見)
「この度は申し訳ありませんでした」

停職2カ月の処分を受けたのは岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域農学系の50代の男性教授です。

大学によりますと、この男性教授は2019年から2020年4月頃までの間に女性教員に対し「付き合ってくれ」と複数回発言したほか、2023年4月には、話をしている最中に涙を流した同じ女性教員に対し、目元を両手の親指で触ったりするなどのハラスメント行為をしたということです。

女性教員が、学内のハラスメント相談窓口に相談し発覚したもので、男性教授は反省し始末書を提出したということです。

岡山大学の那須保友学長は「指導を行う立場にある教員がハラスメントを行ったことは誠に遺憾。ハラスメント防止対策を徹底し、大学の信頼を回復するよう努める」とコメントしています。

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