台風10号が接近していた8月28日、宮崎県国富町でも突風が発生し、住宅などに被害が出ていたことがわかりました。気象庁は4日、機動調査班を現地に派遣し、突風の強さやルートなどを調査しました。

(河合皓稀アナウンサー)
「国富町でも瓦が落ち、屋根に穴が空くなどの被害が出ています。」

国富町によりますと、突風は8月28日、午後11時半ごろに発生したと見られ、少なくとも住宅6棟に被害が出ました。

(被災した住民)
「風が思いっきり家の中に入ってきて、家も揺れて、水も入ってきて、ベキベキと音がして怖かった。ゴーッという音がけっこう続いて、音が遠くに行く感じで。」

4日、気象庁の機動調査班4人が現地に入り、被害の状況を確認したり、住民に当時の様子を聞いたりして、突風の種類やルートなどを調べていました。

(宮崎地方気象台 甲斐禎朗さん)
「場所によっては軽トラックが横転したり、トタンが飛んだり、瓦が飛散したりという状況が見受けられました。耳鳴りがしたとか、すごい風が吹いた、ゴーッという音が聞こえた、キーッという高い音があったという情報が、住民の方から寄せられました。」

UMKが自治体に取材したところ、台風10号に伴う突風被害は、宮崎県国富町を含む6つの市と町で確認されています。

気象庁は4日、宮崎県国富町と門川町で突風の現地調査をしていて、4日中に公表するということです。

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