以前お伝えしたテニスのプロ選手を目指している山形市の第七小学校6年・奥山し渚さんが全国大会で優勝した。東北初の快挙。

奥山さんが優勝したのは、8月31日まで東京で行われたジュニア世代にとっての国内最高峰の大会「全日本ジュニアテニス選手権」12歳以下・女子シングルス。
奥山さんは、去年はダブルスで優勝していて2年連続の快挙。
さらに、12歳以下の女子シングルスでの優勝は、県内はもちろん東北から出場した選手としても奥山さんが初めて。

決勝の相手は、5月に行われた全国大会の決勝で敗れた中学1年の選手。
奥山さんは第1セットを落としたが、前回敗れた悔しさをバネに猛練習に励んだことで精神的にもたくましくなり、追い込まれても自分のプレーに集中して逆転での優勝をつかみとった。

奥山さんは「目標としていた大会で優勝できてうれしい。ホッとしている。ことしの残っている大会で結果を残し、来年は14歳以下のカテゴリーで上位に入れるよう頑張りたい」とさらなる成長を誓っていた。

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