「ひろしま満点ママ・行きたくナル食堂」が納得した絶品グルメをご紹介するコーナー。今回は「日本そば」です。

(前田拓磨アナ)
「さあ、広島市中区鉄砲町にやって来ました。今回の『行きたくナル食堂』は、そばでございます。しかもですね。和食の名店が打ち出す“そば”をいただけるということなんですね。その店がこちらでございます。どうですか?この和の雰囲気、素敵な雰囲気ですよね。さっそく行ってみましょう。お邪魔します。いやいやいや、どうですか?奥行きがあって、そして高級感のある佇まい。今日はよろしくお願いいたします」

(そば康五郎 店長・苧坂直矢さん)
「お願いします」

(前田拓磨アナ)
「いや、もう本当にとても素敵な雰囲気で、見とれていたんですけれども、こちらどういったそば店なんですか」

(そば康五郎 店長・苧坂直矢さん)
「うちはですね。笹組っていう和食、日本料理とか展開している会社なんですけど。少し価格を抑えてお求めやすいような値段帯で、食材とか厳選してやらせていただいています」

「笹組」とは、1998年に創業した「にかい笹木」とその一門会のこと。
広島市内に6店舗あり、季節の食材を使った料理をこだわりの空間で味わうことができます。
そんな和食の名店が今年の4月にオープンさせたのが、「日本そば」をお値打ちでいただける「そば康五郎」。腕利きの料理人が作る「日本そば」を、お手頃価格で楽しむことができるんです。
お客さんの反応は?

「今、そば食べたんですけど、僕、広島で食べた中で一番美味しい」
「(麺が)柔らかめじゃなくて、歯応えがある」
「出汁が効いているんで、“そば”と絡めたら、めちゃくちゃしっかり味がしておいしい」

“そば”は、やはり『出汁が命』。

使う食材にもこだわりがあるんです。

(前田拓磨アナ)
「こちらがショーケースの中にあった食材ですよね。なかなかこれだけの食材を集めるのも大変なんじゃないですか?」

(そば康五郎 店長・苧坂直矢さん)
「いろいろ試行錯誤して。これがいいぞっていうのを(羅臼昆布・枯本節・国産干し椎茸特A)選ばせてもらってやっています」

日本全国から集めた「選りすぐりの食材」。
それを時間かけて丁寧に作ったのが「康五郎」自慢の「そば出汁」です。
特別に味見をさせていただきました。

(前田拓磨アナ)
「ああ、いや、うま味がぎゅっと詰まっていますね。椎茸、昆布、鰹節それぞれの味がしっかり伝わってきますね」
(そば康五郎 店長・苧坂直矢さん)
「椎茸とかを使っているんで、あとにこう引くようなうま味が残るような味わいになってますね」

当然「そば」にもこだわりが。(熊本県阿蘇産のそば粉を使用)
そば粉の状態を見ながら、その日の気温や湿度によって水の量を変えるため、店長いわく、「毎日が修行の日々」。
その生地を熟練の技術で素早く切っていき、沸騰したお湯で丁寧に茹でていきます。
そして最後に、87・5℃という絶妙な温度で調理した鴨をお皿に盛れば…、腕利きそば職人がつくる「鴨ねぎざるそば」の完成です!

(そば康五郎 店長・苧坂直矢さん)
「まずですね。こちらの蕎麦の実の塩なんですけど、こちら(そば塩)ですね。直接そばにかけていただいて。まず、この塩だけで召し上がってください」

(前田拓磨アナ)
「つゆにつけるのではなくて、まず塩で」

そうなんです!お店では「焙煎したそばの実」と「塩」を、すり鉢で合わせた「オリジナルのそば塩」を手作りしていて、初めは「ほんの少し塩」でいただくのが店長おすすめの食べ方なんだそうです。

(前田拓磨アナ)
「塩で“そば”いただくのは初めてなので、どんな味わいなのか?頂きます。<試食>ありがとうございます。(店長と握手)美味しい!喉越しがめちゃくちゃいいんですよ。そばと塩だけなんですけど、香りも豊かというか、風味も豊かなんですよね。本当にこれまでの経験が凝縮されて、そんな味がしますね」

“そば”本来の味を堪能した後は、「鴨」と「そばつゆ」でいただきます。

(前田拓磨アナ)
「大人ですね。上品です。鴨がびっくりするぐらい柔らかいんですよ。しっかり鴨の味わいが噛むごとに広がって行くんですよ。結構、存在感がしっかりありますね。あと、この出汁ですよ。昆布もシイタケもそして、いろんな鰹節、繊細な味わいが詰まっていますね。まるでカープの矢野選手、菊池選手のような鉄壁の二遊間、職人技のコラボレーションですよ」

(そば康五郎 店長 苧坂直矢さん)
「今の例えが一番良かったです」


そば康五郎
広島市中区鉄砲町
〇もりそば 800円
〇鴨ねぎざるそば 1500円

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