日本海に秋の訪れを告げる「ベニズワイガニ」の初水揚げが、6日朝に鳥取県境港市であり、前シーズンの約3倍の初水揚げに港は活気につつまれていました。

カニの水揚げ量日本一を誇る境港。9月1日に漁が解禁されたベニズワイガニを積んだ3隻のカニかご漁船が6日早朝に入港し、初水揚げしました。初日の水揚げ量は、前シーズンの初水揚げの約3倍にあたる28.8トンで、幸先のいい滑り出しに港は活気づいていました。
初競りの結果、最高は1箱30キロあたり7万600円と、2023年と同額の最近9年間で最も高い値をつけました。総額でも2023年を大幅に上回る1170万円となり、価格の面でも上々のシーズン入りとなりました。
境港では、資源保護のため設けられている漁獲量の上限約5900トンのラインを守りながら、秋の深まりとともに水揚げが本格化しています。この日本海のベニズワイガニ漁は、2024年6月末まで続きます。

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