農業の担い手を確保する取り組みです。西都市に新規就農者向けのハウス団地が完成し、竣工式が行われました。

(秦萌記者)
「新規就農者が安心して農業に就けるように、もともと田んぼだったところに新しいハウスができました。」

西都市調殿に完成した4棟のハウス。竣工式には、JAの職員や新規就農者など35人が出席しました。

このハウス団地は、農業の担い手不足を解消し、定住につなげようと、JAと西都市が国の補助を活用して整備したものです。

個人でハウスを建てる場合、約3000万円必要ですが、ハウス団地はJAが最長20年間リースし、就農者の費用負担は半分程度になります。

今回は、福岡や岐阜県などから移住した4組7人が就農。7月からこのハウス団地でピーマンを育てます。

(JAみやざき西都地区本部 緒方俊郎地区本部長)
「次世代の農家として先導に立ってほしいし、スマート農業も見据えた農業をして頂けるとありがたい。」

(西都市出身 武末雄太さん)
「中古で探してもそう簡単に見つからないので、新規就農者のために準備されているのは大きなメリットだと思う。」

(熊本県出身 武末史織さん)
「宮崎に来て、過ごしやすいし子育てもしやすい環境だと思う。」

西都市内のハウス団地は今回が2カ所目です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。