秋田市の商業施設で8日、自分の健康状態が確認ができるイベント「あきた健康フェスタ」が開かれ、多くの買い物客が健康への理解を深めた。

 「あきた健康フェスタ」は、秋田大学とイオンモール秋田が2023年に締結した連携協定に基づいて企画したもので、大学が持つ医療分野に関する研究の成果を活かしたイベントを通じて、県民の生活習慣の改善を目指す。

 会場には、血圧や前屈、立ち幅跳びなどが測定できるコーナーが設けられ、多くの買い物客が足を止めて健康状態を確認していた。

 このうち、歩行中の姿勢がチェックできるコーナーでは、靴に専用の測定器をつけて歩くことで足の動きやバランス能力を確認することができる。また、ご当地ヒーローの超神ネイガーと腕相撲ができるブースでは、子どもたちが力いっぱい取り組んでいた。
 
 イベントを企画した、秋田大学医学部保健学科の安藤秀明学科長は「冬になると外に出ることがないので、モールウォーキングのコースを保健学科で作った。どんどん動いてもらいたい。外に出てくることがないので、外に出ることが大切」と話した。

 このほか、買い物をしながらウォーキングを楽しむイベントも行われ、参加者は店内を巡りながら健康への関心を深めていました。

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