(写真はイメージです) Aleona-Shutterstock

<動画を見たあるネットユーザーは「少なくとも安全な場所に保管されていた」と爆笑。近くにあったはいいけれど...>

高価なダイヤモンドの指輪が消え、あるアメリカの家族はパニックに陥ってしまう。でもそれは、思いも寄らない「犯人」が見つかるまでのことだった。

【動画】見つからないのも納得...金属探知機が猛烈に反応した「意外すぎる場所」とは?

@michlivinlifeのハンドルネームでTikTokに動画を投稿したミカエラという名の女性が、母親から電話をもらった時のことを説明している。母親は電話口で「どこを探しても(自分の)指輪が見つからないせいですすり泣いていた」という。言うまでもないことだが、結婚指輪の紛失は高く付く。

ミカエラの母親の指輪は、金銭的な価値に加えて、個人的な愛着から来る価値を帯びていたはずだ。そのような指輪をなくしたことは、胸が張り裂けるように感じられただろう。

幸いミカエラの家族に関して言えば、なくした指輪は遠くに行ってはいなかった。だが残念なことに、見つかったのは指輪を取り戻すのに少々不快な思いをしなければならない場所だった。

「少なくとも安全な場所」で発見?

ソーシャルメディアに投稿された動画によると、ミカエラは当初、母親からの電話から最悪の事態を想像してパニックに陥ったという。だがその後、彼女は愛犬の「様子がおかしい」ことに気付いた。

この2つの出来事に関連性があると考えたミカエラは、いとこと連絡を取り、金属探知機を貸してもらえないかと頼んだ。ミカエラの父親が、探知機で犬の体をスキャンし、この様子をミカエラがカメラで撮影した。

すると案の定、犬の胃がある辺りに金属探知機を当てた時に、猛烈な勢いで警告音が鳴り始めた。その後ミカエラは、犬のX線写真を撮ってもらって、この犬が母の指輪を飲み込んでいたことを確認した。

事件を記録した動画はTikTok上で780万回以上視聴され、多くのユーザーはすぐさまこのエピソードを面白がった。視聴者の1人は、「"ダイヤの原石"ならぬ"ダイヤの犬石"だね」とジョークを飛ばした。すると別の視聴者が、「この子はダイヤを大事に保管しているだけだよ」と書き込んだほか、「少なくとも安全な場所に保管されてるよね」とコメントしたユーザーもいた。

また、たとえ取り戻したとして、母親がこの指輪を今後も喜んでつけるのだろうかと疑問を呈するユーザーもいた。ある視聴者は、「彼女はこの指輪を以前と同じ目で見ることはないだろう」と述べた。

こんなアドバイスをしたユーザーも。

「宝石店に持っていけば無料で交換してもらえる。私の犬もインフィニティ・リングを食べちゃったけど(宝飾品小売チェーンの)ハーズバーグは無料で交換してくれた」

そもそもどうしてこんなことが起きたのかと、いぶかしがる人たちもいる。「お母さんは決して指輪を外すべきではなかった」と彼らは言う。

一方、同じように犬に何かを盗られた思い出を披露する人も。あるユーザーは、「そう言えば、私も友人の犬に前歯の矯正装置を食べられたことがあった」と綴った。「私の犬は、ごみ箱の底から母親の抗不安薬を漁って食べてしまった」というユーザーもいた。

その後の顛末を伝える投稿で、ミカエラは犬の胃の中に「つかえていた」指輪を無事摘出することができたと報告している。この出来事の後、母親はこの指輪を「100回」洗ったと言っているという。

(翻訳:ガリレオ)

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