販売される学文路駅入場券(右)と特別台紙=南海電鉄提供

 南海電鉄は、高野線学文路駅(和歌山県橋本市)の入場券(5枚セット、900円)を12日から販売する。「学問(文)の路に入る」と読め、「ご(5枚入り)」「入場券」「学文路駅」の頭文字を並べると「ご入学」の語呂合わせにもなり、受験の縁起物として知られている。

 入場券は、5枚つづりで縦15センチ、横5・8センチの大きさで、右上にリボンがついており、しおりとしても使える。入場券を収納できる特別台紙は、学問の神様としてまつられる菅原道真にちなんで梅の花の形をしている。

 4000部を用意し、大阪、和歌山両府県の南海沿線の主要駅で2025年3月21日まで販売。南海電車グッズオンラインショップでは、3月14日まで購入できる。

 学文路駅は無人駅だが、24年10月5日、12月1日、25年1月11日のいずれも午前10時~正午、特別販売会を予定。特別販売会での購入者には、投函(とうかん)すると地元の学文路天満宮に奉納される「学文路天満宮の絵馬入り私製はがき」をプレゼントする。問い合わせは、南海電鉄コールセンター(050・3090・2608、午前8時~午後9時)。【藤原弘】

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