福井駅東口の旭地区に12日、県民生協が展開するスーパーマーケット「ハーツ恐竜」がオープンします。11日はプレオープンで、地域住民らが続々と買い物に訪れました。
      
ハーツ恐竜は、県民生協が手がける県内11番目のスーパーマーケットで、福井駅から東に約400m、徒歩8分の位置にあります。
 
11日は、関係者らがテープカットで店舗の完成を祝いました。この後、12日からの本格的な営業開始を前に店がプレオープンし、地域住民らが続々と買い物に訪れました。
 
店舗のテーマは、店名にもあるように、すばり「恐竜」です。店の内外には恐竜が至る所にデザインされているほか、取り扱っている商品や、お弁当も「恐竜」にこだわっています。
 
ハーツ恐竜店では「福井県が進めている恐竜王国福井に合わせて、このエリアから福井県を盛り上げて行きたいという思いで名付けた」と期待を込めました。
   
ハーツ恐竜がオープンする福井市の旭地区は。西側はオフィスや商業エリア、東側は住宅密集エリアということで、昼も夜も人口の多い地区なのですが、生活の基盤となるスーパーマーケットがありません。自治会長によりますと地区の約3分の1が高齢者で車を使えない人が多く、買物難民となっていた人もいたということで、地元住民にとって待望の出店です。
 
住民「待望」のスーパー「ハーツ恐竜」が出店する福井駅周辺は、周辺では西口にある西武福井店の食品フロアのみです。以前は、プリズム福井にスーパーがありましたが、それも新幹線開業とともに閉店しました。
 
プレオープンで来店した客からは「できるのを待ってました。もう本当に不便でした。ありがたいです」「プリズムが無くなって困っていた。母が手寄に住んでいて、美味しいお総菜を買いに行くところが無くなったと言っていたから期待している」などと歓迎の声が聞かれました。

ハーツ恐竜店では「地域の家を訪問すると、このエリアにスーパーができることへの期待と応援の声を多数もらっている。総菜を強化したり、少量パックを増やしたり工夫して、しっかり希望に沿える店にしていきたい」と話しています。
  
ハーツ恐竜は12日グランドオープンを迎えます。

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