広島・福山市の動物園で撮影された、お互いに羽繕いをしているペンギンのカップル。

ペンギンにとって羽繕いは愛情表現の1つで、まさに“イチャイチャ”している状態なんですが、すぐ横には1羽でたたずむオスのソロペンギンの姿が。

イチャイチャする2羽を見て見ぬふりしているのか、斜め上を向き直立不動です。

そして、しばらくすると、視線を感じたのかイチャイチャしていた2羽がスンッと前を向きました。

どこか寂しそうな1羽のペンギンですが、目撃した飼育員が気持ちを代弁してくれました。

福山市立動物園・飼育担当:
たまたまこのとき1羽でいただけで、ペア(彼女)はいる。横目に見ながら「オレも彼女いるし」みたいな、背中で語っているようにも見えたかなという感じ。

この時、たまたま1羽だったソロペンギンは、餌を食べ終えて日光浴をしているところだったということです。

飼育員によると、実はペンギンにもモテるポイントがあるといいます。

福山市立動物園・飼育担当:
卵を温めるときに、オスとメスで交代で温めるので、体の大きいオスの方がちゃんと卵を包み込んで温めてくれるから、大きいオスが選ばれやすいのかなという説。

一度カップルになると一生添い遂げるといわれているペンギン。
周りを気にせず愛情表現を行うことが大切なのかもしれません。

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