盛岡地方気象台が盛岡市のサクラ(ソメイヨシノ)の開花を宣言した12日、一足早く見頃を迎えた盛岡地方裁判所の国の天然記念物「石割桜」前には多くの市民や観光客が詰めかけた。
盛岡市のサクラは平年より6日早く、昨年より9日遅い開花。石割桜は樹齢350年以上のエドヒガンザクラで8日に開花が確認されていた。最高気温が20度に達するポカポカ陽気、石割桜のピンクの花びらが青空に映え、スマホやカメラを構える行列ができた。
盛岡市内に住む70代の夫婦は「きれいな写真を撮ってもらいました」とニッコリ。
一方、12日の定例記者会見に臨んだ達増拓也知事は青地にサクラのネクタイ姿で登場。岩手のネクタイだけをするという達増知事は「岩手の人が作ったネクタイで、最近の青空の下で石割桜が咲いているような感じをぴったり表しているなと思って最近しています」とわが意を得たりの様子だった。
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