水俣病患者などでつくる「本願の会」が11日、水俣の海に祈りの音楽を捧げました。

「本願の会」は作家の石牟礼 道子 さんや水俣病患者などが1994年に設立。

立場や世代を超えて水俣病問題について考える活動を続けていて、毎年、水俣湾の埋め立て地である親水護岸の一角に「魂石(たましい・いし)」と呼ばれる石仏や地蔵を安置しています。

今年からは「水俣が私に問う日」と銘打ち親水護岸でイベントを開催。

9月11日は能楽師の大倉 正之助さんなど東京や京都から駆け付けた5人の音楽家が演奏を披露し、水俣の海に祈りの音楽を捧げました。

そして最後に参加者が横に並んで大鼓をたたき水俣の海の再生を願いました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。