新潟県阿賀町の温泉施設で、地元の高校生が考案した地域の食文化である糀を使った料理を提供する取り組みが行われました。メニューを楽しんだ地元の人の反応は?

9月17日、阿賀町の温泉施設で提供されていたのは糀を使った味噌汁御膳とプレーン・マンゴー・ブルーベリーの3つの味が選べる甘酒入りの牛乳ドリンク。

メニューの開発は阿賀黎明高校の生徒が手がけました。

これは阿賀町の食文化である「糀」を使ったメニューの開発を通して地域の発展を目指す取り組みで、地元の人への聞き取りや試作を繰り返すこと約5カ月!ようやく提供初日を迎えました。

【訪れた人】
「やっぱり今の高校生すごい。こういうことも私たちだけだったら考えられない。素晴らしいと思う」

【訪れた人】
「はじめてマンゴーを食べた。これより長く生きたらどうしよう」

地域の人を喜ばせるそのメニューのお味は?

【高濱優生乃アナウンサー】
「中に糀の粒がしっかりと入っていて、すごく濃厚で甘いです。マンゴーの甘みと糀の深みが合わさってすごくおいしいです」

開発ではクセのある糀をいかにおいしく食べてもらうか苦心したと言いますが…

【阿賀黎明高校2年 石川侑果さん】
「お客さんからおいしいとか、飲み応えがあったと言ってもらえてうれしかった」

【阿賀黎明高校2年 関羽純さん】
「(糀を)食べやすいと思ってもらうのが一番で、そこから料理とかに取り入れてもらえたらなと思う」

高校生たちの思いは地域の人の心に温かく染み渡ったようです。

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