展示されている2種類の「ガンダムマンホール」=京都府京丹後市

人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ(ロボット)と京都府京丹後市の風景などを描いたマンホールの蓋「ガンダムマンホール」が、バンダイナムコグループから同市に寄贈された。寄贈を受けたのは府内の自治体では初めてで、同市網野町の丹後地域地場産業振興センター(アミティ丹後)で展示されている。

市によると、バンダイナムコグループの「ガンダムプロジェクト」が展開する「機動戦士ガンダム」に登場するキャラクターやモビルスーツなどをデザインしたマンホールを全国に設置することを目指す取り組み「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環。地域活性化を目的に各地の自治体に寄贈されている。

寄贈されたマンホールは、モビルスーツ「ガンダム」に丹後特産の絹織物「丹後ちりめん」と日本の夕陽百選に選ばれた夕日ケ浦海岸(網野町)の夕景が描かれたものと、水陸両用モビルスーツ「ズゴック」と高さ約20メートルの巨大な一枚岩「立岩」(丹後町)がデザインされたものの2枚。

アミティ丹後で5月末までをめどに展示し、その後に市内のほかの場所でも展示する予定。マンホールの設置場所は未定だが、今夏をめどに設置するという。

市上下水道部の担当者は「下水道の普及推進活動に関心を持ってもらうきっかけになれば。観光資源の一部としても積極的に活用していきたい」としている。(橋本亮)

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