長野県上田市の高校で、生徒が赤ちゃんと触れあいながら、ミルクのあげ方やおむつ交換などを体験する授業が行われました。

ごくごくとミルクを飲む赤ちゃん。

生徒:
「上手」

哺乳瓶を支えているのはお母さんではなく高校生です。

生徒:
「初めて(ミルク)あげました。かわいいです」

男子生徒が抱っこしているとー

男子生徒:
「しゃっくりする。しゃっくり止まらないけど大丈夫?」

助産師:
「しゃっくり大丈夫。さっき(ミルクを)飲んできたばかりだから」

これは、上田市の上田千曲高校で行われた子育てを学ぶ出張授業。

生後1カ月から1歳までの赤ちゃん6人が「先生」です。生活福祉科の生徒16人が、おむつ交換や哺乳瓶での授乳を体験しました。

母親:
「途中で飲まなくなるので、ここトントンして『ミルクあるよ』って」

生徒:
「おむつ替えるよ」

助産師:
「いいよいいよ、すてき」

皆、初めてのお世話でしたが、助産師や母親のアドバイスを受けながら無事にやりきりました。

生徒:
「声掛けは大事だなと思った、いくら小さくても、こっちの声は聞こえているので、(赤ちゃんが)分かっている前提で説明も大事。小さい子を抱っこしてちょっと体勢が違うだけで嫌がったり、泣いたり大変だと改めて思った」
「赤ちゃんは柔らかくて大事な存在だと認識した。赤ちゃんに合わせておむつ替えやミルクをあげたりすることが大切だと感じた」

赤ちゃん先生とのふれあいで、生徒たちも子育ての大変さや喜びを垣間見たようです。

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