福岡とアジアを中心に国内外で活躍するアーティストの作品を集めたアートフェアが福岡市で20日から開催されます。

同じサイズの丸が並びそれぞれ色を塗られた作品、実は裏側に本物の1円玉が1080枚貼り付けられていて、タイトルは「1080円の女」。

こちらは一見、私たちにもなじみ深い商品のパッケージのようですが、これも色鉛筆で描かれたアート作品なんです。

福岡国際センターで20日から開催されるアジアをコンセプトとした「ART FAIR ASIA FUKUOKA」。

アートを買う楽しみを感じてもらおうと今年で9回目を迎える西日本最大級のアートフェアで、海外を含めた89のギャラリーなどから1200点以上が出品されています。

◆記者リポート
「こちらはインドネシアのアーティストが手がけた刺しゅうの作品なんですが、博多祇園山笠をイメージしているということです」

色鮮やかな刺しゅう絵画。

博多祇園山笠をイメージしていてその価格は約500万円。

高額な作品が多く並ぶ会場で、最も高いものがこちらのフランスの画家の作品で、驚きの14億円です。

一方で、数万円ほどの比較的手に取りやすい作品も並んでいて、アート初心者でも楽しめる内容になっているといいます。

◆訪れた人
「他のアートフェアに比べてかなり作品の密度がすごく良くて、見てて目が喜ぶ感じがする」

◆訪れた人
「お目当ては抽象画を買う気満々で来ました、去年もアート買っていて」

◆みぞえ画廊 阿部和宣 専務
「とにかく見るだけの楽しみでも、画廊よりも気軽に入ることができる。この期間中にアートに触れるというところから楽しんでほしい」

福岡とアジアを結ぶアートマーケットの架け橋を目指したこの催しは9月20日から22日まで開かれています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。