感謝状を持つ、フジテレビ執行役員の吉川裕介社会貢献推進局長(左)寄付金の目録を持つ、日本ユニセフ協会の早水研専務理事=24日午前、東京都港区(梶原龍撮影)

フジテレビ系列のFNS(フジネットワーク)は24日、放送やイベントなどを通じて募金活動を行う「FNSチャリティキャンペーン」で、令和5年度の寄付金約5400万円から諸経費を除いた金額を日本ユニセフ協会に贈呈した。同キャンペーンは昭和49年度から50年続いていて、寄付金総額は約45億円。寄付金は、洪水被害を受けたパキスタンで、水と衛生環境改善などの活動に使われる。

同日、東京都港区のフジテレビで贈呈式が行われ、フジテレビ執行役員の吉川裕介社会貢献推進局長から、協会の早水研専務理事に目録が手渡された。早水理事は「日本の優しい心がこの募金に集約されていると思う」。吉川局長は「この50年の節目に非常に多額の募金をいただいてありがたい」と語った。

同キャンペーンは、今年度の支援国に昨年11月の地震で150人以上が犠牲になり、約20万人が被災したネパールを選定。フジテレビフラワーネットでは、購入代金の一部が同国への寄付となるブーケを販売している(送料別)。詳しくは、フジテレビフラワーネットまで(https://www.fujitv-flower.net/)。

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