「人食いバクテリア」とも呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症の感染者が、宮崎県内で過去最多となっています。また、手足口病も流行警報レベルの基準値を超えています。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、腕・足の腫れや壊死、多臓器不全などの症状が出て致死率は約30%と言われています。宮崎県によりますと、今年に入ってからの報告数は12人と、すでに年間の報告数として過去最多となっています。県は手洗いや傷口の清潔な処置を徹底し、不安を感じたら速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。

また、幼い子供を中心に手足口病の感染者も増えています。今月9日から15日までの1週間の定点医療機関への報告数は202人で、1医療機関あたり5.6人と流行警報レベルの基準値となる5人を超えました。流行警報レベルを超えたのは今年6月以来で、1歳から3歳の幼児が7割を占めています。

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