海洋ごみへの対策に役立ててもらおうと、岩手県内の飲料メーカーと小売店が9月19日、県に対し商品の売上の一部を寄付しました。

盛岡市のみちのくコカ・コーラボトリングと滝沢市のいわて生協は、3年前から環境保全のためのキャンペーンを行っています。

19日は、いわて生協の阿部慎二理事長から県の佐々木淳副知事に寄付金の目録が贈呈されました。

これは6月からの3カ月間、コカ・コーラの対象商品の売上から2%を寄付するといういわて生協の店舗でのキャンペーンで集められたもので、寄付金は19万7000円余りに達しました。

みちのくコカ・コーラボトリング 谷村広和社長
「こういう活動を地道に続けながら(環境保全の)啓発も引き続き行いたい」

県では寄付金を海岸の清掃団体への支援や、海洋ごみの回収を行う市町村の補助などに充てたいとしています。

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