五穀豊穣を祈って11月に皇居で行われる「新嘗祭」に献上する新米を刈り取る「抜穂式」が22日、みやき町で行われました。
「新嘗祭」は毎年11月23日に五穀豊穣を祈って皇居で行われる行事で、各都道府県で収穫された新米などが献上されます。
22日は献上する新米の稲を刈り取る神事、「抜穂式」がみやき町で行われ、地元の農協の関係者など約40人が参列しました。
今年はみやき町の農家の牟田基治さんが育てた新米を県を代表して献上することになり、牟田さんの妻の幸子さんが献上米の一部の稲を刈り取る「刈女」という役目をつとめました。
【牟田基治さん】
「責任の重大さっていうにはそれなりに感じていましたので、ほんとちょっと肩の荷が下りたかな」
【牟田さんの妻幸子さん】
「ドキドキしましたけど、よかったです、上手に刈れて」
献上されるのは広さ約2アールの田んぼに植えられた県産米の「夢しずく」で、10月下旬には精米した一升を献上する予定です。
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