2023年7月から2024年6月までの鹿児島県内の本格焼酎の出荷量が2023年度の96.1%にとどまり、都道府県別にみると、10年連続で宮崎県に次ぐ全国2位となりました。


鹿児島県酒造組合によりますと、2023年7月から2024年6月までの県内の酒蔵での本格焼酎の出荷量は、8万6321キロリットルでした。

2023年度と比べると96.1%にとどまり、11年連続の前年割れとなります。

また、都道府県別の出荷量では10年連続で宮崎県に次ぐ2位となっています。

出荷量減少の背景として、県酒造組合は少子高齢化やライフスタイルの変化などを上げていて、「若年層への焼酎の浸透が課題」としています。

鹿児島県酒造組合・浜田雄一郎会長
「(本格焼酎でも)“香り系”というジャンルが、近年、注目を浴びてきている。新しい切り口を提案していく。話題提供、新鮮な衝撃を与えるような開発が必要」

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