3連休の最終日、東彼・波佐見町の鬼木地区では毎年恒例の「鬼木棚田まつり」が開幕しました。
世相を反映したユニークな案山子が訪れる人を楽しませています。
今年はどのような人たちが登場したのでしょうか。
KTN記者
「稲が風に吹かれてだんだんと秋を感じるようになりました。そんな場所にメジャーリーグの大谷翔平選手がいます。東彼・波佐見町では23日から鬼木棚田まつりが開催されていて、ユニークな案山子が約90体展示されています」
鬼木地区の案山子は、1999年に日本の棚田百選に選ばれたことを記念して展示が始まりました。
20年以上の歴史があり、個性あふれる案山子を観に毎年多くの人が訪れます。
こちらは50・50達成後も記録を更新し続ける大谷翔平選手、取材をしていると・・・。
KTN記者
「書き換えられていますが、何をしているんですか」
鬼木棚田協議会 渋江耕造 会長
「きょうも打ったばい。毎日書き換えている。楽しみね」
パリオリンピック金メダリスト、陸上・女子やり投げの北口榛花選手に、柔道男子の阿部一二三選手も登場です。
KTN記者
「マツケンサンバでおなじみの松平健さんも案山子になって登場しています。オレ!」
今シーズンもプレーする長崎ヴェルカの馬場雄大選手の案山子には「おかえり!」というコメントが添えられていました。
KTN記者
「今年は特に猛暑が続きました。農家の皆さんにとっても暑い夏だったということで熱中症対策をした案山子も多く登場しています」
訪れた人
「面白かったし楽しかった」
訪れた人
「普通の人が考えつかないような面白いものがあって面白い」
毎年趣向を凝らした案山子がそろっていますが、ここ数年は作る人の高齢化や後継者不足が課題です。
今年は大々的な物販を行わないなど規模を縮小しました。
鬼木棚田協議会 渋江耕造 会長
「戦力は落ちたと言いながら、作る人は今の時代にあった世相を反映したものを作っている」「子どもも喜ぶし、大人もクスクスっと笑ってもらい、よく考えているなと。ほっこりしてもらえれば」
案山子は10月中旬まで展示されています。
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