秋の交通安全運動に合わせて、パリオリンピックの競歩に出場した岩手県北上市出身の高橋和生選手が9月24日、県警高速隊の一日隊長を務めました。
盛岡市の県警高速隊では24日、制服に身を包んだ競歩日本代表の高橋和生選手に対し、小山強隊長から「一日隊長」のたすきが掛けられました。
パリ五輪競歩代表 高橋和生選手
「岩手県の交通安全に少しでも貢献できるような活動をしたい」
北上市出身の高橋選手は8月、パリオリンピックの混合競歩リレーに出場し、懸命の歩きで25組中13位に入りました。
高橋選手は東北自動車道の紫波サービスエリアを訪れた人たちにチラシを配るなどして、逆走やあおり運転などの防止を呼びかけました。
パリ五輪競歩代表 高橋和生選手
「高速道路はスピードや車間距離など思いやりを持った安全運転で楽しく運転していただければと思います」
また24日は地元の小学生約30人との交流の機会も設けられ、オリンピックについての質問に答えたり実際に競歩を教えたりしながら、競歩と交通安全どちらもルールを守ることが大切と伝えていました。
パリ五輪競歩代表 高橋和生選手
「(競歩は)速さを競う競技ではありますが、常にルールがつきまとう競技ですので、(競歩も運転も)ルールにのっとって気持ちよくゴールまで行きましょう」
県内の高速道路では2024年1月から9月24日までに交通死亡事故が2件発生しています。
県警高速隊では事故防止のため休憩を取りながら集中力を保って運転してほしいと呼びかけています。
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