政府の火山調査委員会は9月25日、国内にある111の活火山の現状について評価を取りまとめました。
岩手山や八幡平など8つの火山について今後重点的に調査・研究を進めるとしています。

文部科学省の「火山調査研究本部」にある火山調査委員会は、25日の会合(東京都内)で国内111の活火山の評価について報告しました。

それによりますと、岩手山については「今年初めごろから地殻変動や地震活動がやや活発になっている」などとして、今後火山活動が活発化する可能性があると評価されました。

そのうえで岩手山、そして八幡平、それに鹿児島県の桜島など全国8つの火山について今後重点的に調査や研究を進める火山として位置づけました。

これらは火山活動に変化がみられるなどとして選ばれたものですが、火山調査委員会では「防災上の重要度の高さや噴火の切迫度が高いとして選んだわけではない」としています。

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