新潟市東区の信越技研が新潟地裁から破産開始決定を受けていたことが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、信越技研は2018年10月に設立された建設業者で、とび工事、防水工事等を手掛け、地元業者の下請を主体に営業基盤を固め、2019年9月期は2378万円の売上高を計上し、利益も確保していました。

その後は、解体工事などの新事業に着手し、2023年9月期は5689万円の売上高を計上。ただ、先行投資が嵩んだほか、投資に見合った受注を確保できず、2023年9月期は1065万円の赤字計上を余儀なくされ、債務超過額が拡大していたもので、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至ったということです。

負債総額は約3200万円が見込まれています。

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