赤字が続くJR釜石線沿線(岩手県)の自治体のトップらによる会議が9月27日に開かれました。
新たに利用促進のための協議会を設立し旅行商品の開発に向けたモニターツアーなどを行うことになりました。

27日はJR釜石線沿線の4つの市と町のトップらが集まり意見交換をしました。

JR東日本では利用客が少ない地方路線の収支を公表していて、このうち釜石線では2022年度で23億7800万円の赤字となっています。

冒頭以外非公開で行われた27日の会議では関係団体との連携を強化するため自治体のほかにJR東日本と三陸鉄道を加えた利用促進協議会が設立されました。

その協議会では2024年度、地域住民参加型のシンポジウムを開催するほか旅行商品の開発に向けたモニターツアーや利用者の意識調査などを行うことにしています。

釜石市 小野共市長
「地元と地元ではない人たちにどのように乗ってもらうのかが2本の柱」

今後協議会ではモニターツアーの具体的な内容などについて検討を進めることにしています。

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