台湾では2024年4月に大きな地震に見舞われました。
その台湾の高校の教員たちが9月26日、岩手県陸前高田市を訪れ東日本大震災の被害や復興の様子を視察しました。
26日は台湾・台中市の高校教員6人が陸前高田市を訪れました。
一行は現地の生徒の教育旅行に役立ててもらおうと震災伝承施設のネットワーク化に取り組んでいる財団法人によって招かれたもので、はじめに震災跡地に整備された農業テーマパークを訪れました。
外食・宅配事業などを手掛けるワタミグループが整備したこの施設では、ワイン用のブドウや有機野菜などが栽培されています。
一行は新鮮な農産物を味わったりレストランで有機食材を使った料理を楽しんだりして復興の進展を体感していました。
また震災遺構の奇跡の一本松では間近で津波の爪痕に触れ教育旅行先として興味を示していました。
台中市立西苑高級中学 劉洲溶校長
「台湾の生徒たちが地震や津波の知恵を学ぶことができる」
沿岸被災地と台湾との絆は震災以降強まっていて、教育旅行を通し若い世代の交流が進むことが期待されています。
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