千葉県の大自然でSUPを楽しむ人たち。すると、ボードが木々の中に突っ込んでいきます。
男性:
正面!発見!
見つけたのは、木に引っかかったゴミです。実はこれ、集まったボランティアとともにボードに乗って川を綺麗にする“SUPゴミ拾い”。
はじける笑顔でゴミ拾いをするのはSUPインストラクターの中村姫花(なかむら・ひめか)さん(26)です。
中村姫花さん:
楽しいですよ~!
大きいボードに皆さんに乗ってもらうので、あっちだこっちだって言いながら遊び感覚で川もきれいになってくれればすごくいいことだと思う。
そんな中村さんがゴミ拾いをするのは、農業や漁業など、地元の生活を支える「夷隅川」です。
中村姫花さん:
(夷隅川は)生き物の生息数が多い、自然豊かな川、その子たちが(ゴミを)食べたりしたらよくないのでここで頑張って防げるように日々活動しています。
ゴミ拾いで重要なのは、継続すること。そのために中村さんは、4年前からSUPを使った“楽しいゴミ拾い”を行っているのです。
男の子:
あそこ!見て!もう一個ある白いのが!
男性:
取ったどー!
この日は、1時間半で、ビニール袋やペットボトルなど約20キロのゴミを回収しました。
就職をきっかけに、この街に住み始めた中村さん。豊かな自然に魅了され“この街のためにできることをしたい”と“楽しいゴミ拾い”を始めました。
中村姫花さん:
ここで生きさせてもらっているというか、少しでも何かの形で恩返しができればなというので、今後も続けてこの川の豊かさを守っていければと思う。
大好きな街の川や生き物を守るため、楽しくゴミ拾を拾う中村さんの活動はあすも続きます。(「イット!」9月19日放送より)
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